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Scrum Boot Camp横浜に参加してきました #scrumbc

Scrum Boot Campというスクラム初心者向けの無償の講習会を行われたので参加しました。詳細はこちら #scrumbc

一緒の席でワークショップをすすめましたがRedBullでチームの結束が深まった気がします。
ありがとうございました> @ @ @ @
内容のまとめはいろいろな方がやっていると思われるので、ふりかえりでよく使われる KPT で 個人的にまとめておきます。

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Keep

  • ワークショップ形式の勉強会は初めて参加して懇親会も初めて参加したが自分の聞きたいことは聞くことができたので満足。新しいことを学ぶコツは質問を考えることだと再認識。
  • ワークショップを通じて、知識として知っていることと、実践できることの壁。実践することで多くのものを得られる。
  • アナログ大事。タスクボードはアナログおすすめ。アナログでやってうまく行かないことはデジタルでは決してうまくいかない。
  • Doneの定義をはっきりさせるのは大事だ。Redmineのチケットの終了条件は明確?>自分

Problem

  • SCRUMのワークフレーム自体はシンプルだが SCRUMは道具。手段が目的になりがち。これは忘れないでおきたい。
  • SCRUM(に限らずシステム開発をする場合)、顧客が求めていることを正しく理解することは大事であるということは理解できているハズだが、実践は難しい。身体が反応するまでに浸透していないんだなと実感。
  • I.N.V.E.S.T を意識したユーザストーリーの洗い出し。むずい。
  • 初めてのプランニングポーカーをチームで実施。コンテキストがうまく把握できておらず見積もり根拠の説明がうまくできなかった。それであれば初期の段階(いわゆるスプリント0か)でそのあたりの疑問を解消すべきだった。
  • スプリント0なしで、スプリント1にあたるタスク分割と見積もりを一気にやるのはワークショップとしてハードルが高かった。
  • コーチ陣のすべての方と名刺交換できなかった。せめてテーブルでいろいろ教えてくださったかただけでも。
  • "文章承認主義の組織の場合は組織自体を改革する必要がある"。うちの会社まさにこれ。改革必要。
  • テスト駆動開発が会社で浸透していない。どうすれば?
  • スプリント0 の内容を初めて知った。内容盛りだくさんで実践難しそう。
  • ふりかえり 通常15〜30分.... 早過ぎる!

Try

  • WFな企業(つまりいまの会社で)でSCRUMを導入するきっかけをつくる
    • "経営陣が理解していないのは経営責任を果たしていない。会社に対する背任行為(キリッ" と、 @ 先生はおっしゃていましたがそこにTryすると爆死しそうなのでまずは下記から。
    • アジャイルの名前は出さない(←心がけているところ)←いまここ
    • まずふりかえりをやる。
    • 次に朝会をやる。
  • "テスト駆動開発を知っている人に聞く。それが早い。知っている人がいないなら自分がその人になればいい。"
    • TDDもやりたいが、個人的なTODOが溜まっているので優先順位(優先度)をつける。いやその前にタスク分割したい。
    • 個人的な勉強やスキルアップにもSCRUMは使える。
  • SCRUM を独学する場合一般の書籍は難しいものが多い中InfoQから無料でダウンロードできる 塹壕よりSCRUMとXP を超える The Agile Samurai の日本語版が刊行予定であることを知ったため Ryuzee.com で予約するw
  • 8人もコーチ陣が参加していたのでIDと顔の一致していない方もまだまだ多い。Twitter上でフォローしている方はせめて一致させたい。

懇親会

疑問をぶつけてみたり裏話が聞けたりで楽しい。
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雑感

  • @ 顔とIDが一致。
  • しおりみたいなTwitterIDが入った名刺があるらしい
  • RedBull 3本目とか投入しすぎな件
  • マイクコーン先生の本は難しい(by @)といっていたがアジャイルな見積もりを計画づくりはいい本。Ryuzee.com で100冊売れてる商品らしい(笑)
  • 昼ごはんを食べて隣の席だった @ @Twitter上でお昼ごはんどこで食べました?という会話。釣りかと思いましたがマジネタ。
  • 会社の社長も参加している。いい会社だなー。でもやはり顧客の理解を得るためにはどのようにすすめればいいか悩みはつきない。またお話したい。

第2回 Scrum Boot Camp に参加される方へ

初心者向けと銘打っていましたが、ある程度前提知識を蓄えた上で参加されることをおすすめします。そのほうがひとつ上の知識を得られます。

無料ダウンロードできるものと侮るなかれ本書はすばらしい。