VSSがダメな本当の理由
数日前のつぶやきが反響があったのでエントリとしてメモしておく。
Visual Source Safe がダメな理由
vssの悲観的ロックモデルのせいで変更したいソースコードが変更できず、自分のコード内にコピペ改変で対応する方向になりコードの品質が落ちるからダメという話が聞けてとても良かった。
— こいんとすさん (@cointoss1973) 9月 8, 2012
自分はVSSを使ったことがないが、VSS はリポジトリが壊れることがあるから使えない *1 という印象があった。が、ロックされた環境で各担当者が仕事を進めるために行うことが結果として悲劇を招くということだった。
また、あるチームに聞いたところ、いわゆるリリース後のバグFIXをする場合、Subversionでいうtrunkをリリース当時のソースコードで上書きし、修正してリリース。その後最新で上書きといった危険な運用をしているようだ。VSSでブランチもできないこともないらしいが、それはそれでトラブルの元らしい。
一人でも"簡単に"始められる DVCS
Mercurialにしろ、Gitにしろ、DVCSであれば一人で簡単にはじめられます。いまは80% Mercurial 10% Subversion 10% Git といった感じで使っています。Windowsでやる場合は ToroiseHg の使い勝手がよいので Mercurial がいいよ!
元ネタ
- 某 #currypy というイベントの懇親会で id:wonderful_panda さんから聞いた話でした。TortoiseBzrのコミッタで各種VCSも詳しい方です。