Mercurial にて一時的に拡張機能(extensions) を有効にする方法
Mercurialのちょっとしたtipsです。拡張機能を一時的に使う方法です。
例えば hg clean といったコマンドがあります。構成管理対象外のファイルを削除するコマンドですが、標準ではOFFになっています。 .hgrc ファイルに記述することで有効にしておくこともできますが、一時的に使いたい場合に、コマンドライン上で設定できます。
tips
hg --config extensions.拡張コマンド名=
使用例 (hg clean)
tkondou@vain:~/work/playground$ hg st ? c/a.out ? cpp/a.out
? がついています。構成管理対象外です。これを削除したい。あ、cleanコマンド使おう。
tkondou@vain:~/work/playground$ hg clean hg: 未知のコマンド 'clean' 以下のエクステンションにより 'clean' が提供されています: purge 作業領域中の未登録ファイルを削除するコマンド "hg help extensions" で有効なエクステンションの情報が表示されます
hg clean をしましたが、未知のコマンドと言われました orz。でも拡張の使い方を親切に教えてくれています。
tkondou@vain:~/work/playground$ hg --config extensions.purge= clean
ここで、 --config にて一時的に有効にしつつ、 hg clean します。
tkondou@vain:~/work/playground$ hg st tkondou@vain:~/work/playground$
ファイルがディスク上から削除されています。メデタシメデタシ。
他の人の端末やアカウント上で作業する場合に、一時的に有効にしたりすると便利かもしれませんね。
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